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2018 3/23 比叡・鉾クライミング

参加者 梅本、木下、山本、石橋(ピナクル)

エリア 宮崎県 雌鉾岳 比叡山1峰南面

前日22日は雨で登れず、庵・鹿川でずっと酒盛り。

23日は晴れて鉾岳組と比叡組に分かれて登りました。

鉾岳組は大長征ルートを梅本くん、木下さん

比叡組はナックルフェースFYKルートを山本、石橋さん

まずは鉾岳大長征ルートの記録からです。

以下木下さんの記録です。

昨日とは打って変わって快晴無風。山本君はピナクルの石橋さんと合流するため比叡山 へ向かい、自分は梅本と鉾岳の南面スラブへ向かう。1年生のころからの付き合いだが、 考えてみると二人でザイルを組むのはこれが初めてである。今まで何かと他人の世話ばか りしてきたこの男、今日は自分のクライミングを楽しんでくれればいいのだが。

先着のパーティーに先を譲ってもらい、大長征を登ることに。岩は殆ど乾いており、ピ ンの少なさを別にして快適そのもの。トポすら持ってきておらず、トラバースの開始地点 で少し迷うが、この壁の最も合理的なラインをたどればいいだろう。事実その通りで、し ばらく登ると中央バンドへの道が開く。梅本も初の鉾岳スラブにもかかわらず、淀みなく リード、フォローしてゆく。こちらとしてはガクガク震えるところを期待していたのだが、 本人も気づかぬ間に腕を上げたようだ。いよいよ核心の最終 2 ピッチ。まずは梅本がなに やらブツブツとぼやきながらもあっさりとリードし最終ピッチへ。雨上がりの空気は澄ん でおり、あらゆる輪郭がクリアーで鮮明だ。厳密な現在というものが過去の捉えがたい進 行であるならば、この鮮やかな感覚もすでに記憶の一片なのだろう。過ぎ去った時間はもはや戻らないが、この一瞬は何物にも代え難く永遠に等しい価値がある。そんな感傷に浸 りながら終了点にクリップ。続く梅本は昭和のポップスらしき歌を口ずさみながら登って くる。この男もどうやら別の永遠の時間の中にいるらしい。しかしなんて渋い 22 歳なのだ。

下降後は比叡山組と合流し帰福。今回梅本と初めてつるべで登ったが、ここまで来るの に丸4年かかった。

比叡1峰南面ナックルフェイスFYKの方はというと...。

1P目が手応えありすぎて山本はヒィヒィ言って登りました。(ヌンチャクしっかり掴みました)

石橋さんは余裕のフォローです!

木下さんの記録のようにしっかり書ける内容がありません汗

そして写真も1枚だけしか撮っていません。

ナックルフェースFYKルート手応えもあり面白く、また登りに行きたいルートです。

今度は綺麗に登りたい!

ツツジが満開で綺麗でした!!

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