2018 3/16~3/18 大山北壁別山バットレス中央稜

参加者　シロクマ改、梅本

エリア　伯耆大山

グーグルマップによれば福岡から鳥取までの距離は約480キロ。車のハンドルを代わる代わる握りながら、途方もない道のりを走破して伯耆大山を訪れたのは3/16の夜のことでした（17日ＡＭ3：00前）。思えばここが今回の山行の核心だったのでは…。

大山の駐車場に到着すると１時間ほど仮眠を取って、いよいよ大山山行の始まりです。

駐車場にて

雪が少なく、ラッセルいらずなのがせめてもの救いだと自分に言い聞かせつつ、元谷に到着。

早速BCを立てるといざ、バットレスへ！と思ったものの意外ときついアプローチに肉体が悲鳴をあげます。息も絶え絶えに取りつきまでたどり着くと鉢合わせた別パーティーに先を譲ってもらい、いよいよクライミングです。

個人的には快適な登山にしたかったのですが、不気味に密集するブッシュによって阻まれてしまいました。完膚なきまでにへし折ってやりたいところでしたが、絡みつく植物たちはかなりの強度を有しており、しなりを活かしてこちらに反撃まで加えてくる始末。清らかな心の持ち主である私も徐々にダークサイドへと傾いていくのを感じます。

しかし、雪が少なく岩ももろい劣悪なルート上では彼らと心を通わしランナーとして活用するのが望ましいでしょう。修行が足りませんでした。

しかし、快晴無風のコンディション。爽快感は格別でした。

〇今回のグルメ（ジンギスカン鍋）

BCへ戻ると今回のメインデッシュ「ジンギスカン鍋」を作ります。ご存知でしょうか？ジンギスカン鍋です！山でジンギスカンです！就職を控えたみすぼらしい貧乏学生の私もこの時ばかりは贅沢をいたします。全国の貧乏学生の同志たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、食えるときに食っとかなければ！

ところで、私は下界では自炊をしません。実家に帰っては食事をせがむパラサイトです。そんな人間が山でジンギスカン鍋など作れるのか…。しかし、そんな考えは全く必要ありませんでした。なぜならジンギスカン鍋は超絶簡単なのです。そのうえ美味い！重要なのでもう一度いいます。超絶簡単で美味いのです。

〇作り方

1．鍋に切った野菜と特性羊肉を入れます。

2．煮えるまでひたすら待ちます。

姿勢正しく、正座で待ちましょう。空いた時間で身なりまで整えることが望ましいです。

3．静かにふたを開け、各自の器によそいます。

むやみにガッツクのは、はしたないので控えましょう。

4．シメのうどんは忘れずに。

鍋に具材をいれました。このボリューム感！早く食べたいですね！待ちきれません！

完成です。立ち昇る湯気がなんとも食欲をそそります(*´﹃｀*)

シメのうどんです 。甘辛いスープを吸ったうどんの破壊力は格別です！