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大堂海岸クライミング

休みが取れたので、年末失敗した屏風岩リベンジ山行を目論んだものの天気予報が思わしくない。それならば昨年の宝剣岳中央陵リベンジ、もしくは一昨年の甲斐駒黄連谷リベンジをと、よくもまあ毎年敗退を重ねるもんだとある意味感心しながら直前まで各地の天気予報をにらみながら計画を練るが北海道を除いて日本全国どこも天気が悪く、高い交通費を出して行くのも勿体ないのでどうやら2日間は登れそうな高知県大堂海岸にクラック修行に行くことにする。

2月19日 離福~大堂海岸

小雨が降る中九州道~大分道~東九州道~フェリー~宿毛~大堂海岸と結構なドライブを経て高知入りする。大堂海岸付近で雨は上がりキムチ鍋を食べて就寝。

2月20日 モンキーエリア

昨日とは打って変わり快晴。大堂海岸沿いの道路は土砂崩れの為、各所で寸断されているがモンキーエリアへのアプローチ入り口の付近までは入ることができる。海岸に降り立つとスケールこそないものの見事なクラックがそこかしこに走っている。太平洋側では大陸からのごみの漂着がなく海岸も綺麗だ。さっそく渦潮(5.9)でアップしたのち、モンキーハング(5.10a)、スーパークラック(5.9)などのそれぞれの課題に挑戦する。

       (モンキーハング)

             (スーパークラック)

2月21日 モンキーエリア→帰れずエリア

ここに来たらこれを登らずには帰れないと、アメフラシ(5.9)をやっとのことでOSし、その後エリアを移動してオールマイティー(5.8.5.9)という2ピッチのルートを登る。ルートそのものも慣れないフィンガーサイズで苦戦したが、それよりもアプローチのほうがしんどかった。その夜は焚火でタイの丸焼き、ブリ鎌を炙って大いに食べる。

(アメフラシ)                (オールマイティー2P目)

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2月22日 モンキーエリア→帰福

予報通り天気は下り坂らしいが、せっかくここまできたからと、モンキーエリアへ下り、我々が不得手というか経験が少ないフィンガークラックの手ごろなやつをということでシャトル(5.9+)を登り、小雨がぱらつきだしたところで撤収、長い復路にうんざりしながら帰福する。帰福後、本命の穂高周辺は好天に恵まれていたとのことを知り愕然とする。

        (シャトル)    

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