日向神 ビューティフルサンデー
日時 2020 5/24 メンバー 木下、山本
コロナ明け。クライミングに飢えたクライマーで駐車場は満杯である。個人的にはそう影響はなかったのだが、中にはテレワークで鬱々とした気を晴らそうと、癒しを求めて近所の植物園でビバークを敢行したと話す御仁もおり、その発想と行動力のすさまじさには恐れ入る次第である。
久々のクライミングはやはりマルチピッチで自然を感じたいと花立岩ビューティフルサンデーに行くことに。アプローチで少々迷うが、10時ころ離陸。1ピッチ目(11a)は難しいうえに苔むしておりほとんどをA1に逃げる。どうもあまり登る人はいないようだ。続くピッチ(10c)は全く見えない位置に鍵となるホールドがあるのでルート取りが難しい。3P目(10a)は緩くカンテ状になったラインをたどり、まるで屹立したクジラの背を登るようで素晴らしい高度感だ。続くピッチ(5.9)は難しくはないが苔むしており、乾燥した苔の粉が目に入って痒い。さらに2ピッチほど伸ばして花立岩の頂上まで。空には夏の初めを思わせる雲が漂っており、閉じこもっていた間にも季節は確実に進んでいたんだなと改めて思う。頂上から、南へ向かう踏み跡と古いフィックスロープを伝って取り付きまで下降するがアプローチシューズをもっていかなかったので足が痛くてたまらなかった。
14:30駐車場着。愛のエリアへ移動し、ショートルート組と合流し数本登ってお開きとする。
2P目の出だし。
3P目。高度感が素晴らしい。
4P目。空は初夏の雰囲気。
花立岩頂上からダムを見下ろす。
下降後は愛のエリアへ。花鳥風月をRPするU本。